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「預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている」を読んで

■著者:中野晴啓

■読了日:2018/05/02

■習慣化したい行動
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■習慣化したい考え方
 ・お金を貯めるということは、個々人のレベルで考えれば、本来、褒められることではあっても、
  批判されるようなことではないはずです。
  しかし、この考え方が今、「合成の誤謬」を引き起こしているのです。
  合成の誤謬とはここには合理的であっても、
  全体として悪い結果を引き起こしてしまうようなことをいいます。
 ・預貯金かハイリスク商品かという二者択一とは別の次元、「本物の投資」があります。
  それは、お金を投じれば当時るほど全員が幸せになるような投資を指します。
  資本主義社会においては、経済成長こそが正義です。
 ・投資と投機の違い
  投機とは、簡単に言えば短期トレードのことです。
  投機は、得をする人、損をする人がいて、全体でプラスマイナスゼロになる「ゼロサムゲーム」の世界です。
  誰かの利益の裏には、必ず誰かの損失があります。
 ・「国も会社もあなたを守ってくれる」は、今や昔話です。
  これからは、「国も会社もあなたを守ってくれない」という意識を強く持つ必要があります。
 ・「銀行預金で積み立てる」のではなく、「投資する」のです。
  実は、これが大きな経済効果を生み出す原動力につながります。

■参考になったこと
 ・今後さらにアベノミクスが進めば、「デフレ経済」から「インフレ経済」へと
  パラダイムが大きく転換します。
 ・基本的に銀行、特に地方銀行というのは、運転資金を必要としている地元企業に、
  地元の預金者から集めたお金を貸し付けることでその企業活動を円滑なものとし、
  その地域の経済発展に貢献するために存在しています。
 ・会社を起こすためにメガバンクを回りをしている知人の話。
  彼が窓口に行って、取引講座の開設と融資を申し込むと、どこも判で押したように、
  いきなり「過去5期分の決算書類をご用意ください」と求めてきました。
  もちろん、新しく設立された会社に、過去5期分の決算書が揃っているはずがありません。
 ・「信用保証協会」の保障制度がついている案件であれば、
  喜んでお金を貸してくれます。
  信用保証協会という公的機関が、中小企業が金融機関から融資を受ける際に、
  融資金の債務を保証してくれる制度。
  そもそも信用保証協会の保障は、メガバンクが散々行っ的た「貸し渋り」や
  「貸し剝がし」をさせないために設けられた制度。
  貸し渋り:新たに融資するのを渋ること
  貸し剝がし:本来なら返済期日を先延ばしできるはずの融資を突然銀行が引き上げてしまうこと
 ・自らリスクをとって世の中に成長資金を供給するという銀行本来の姿が、
  そこには全く見られません。
 ・地方銀行の地元経済への貢献度は、かつてと比べかなり薄れていると見たほうがいいでしょう。
  それは「預貸率」という数字を見れば一目瞭然です。
  預貸率とは、預金に対する貸し出しの比率を示したもので、この数字が100%を下回ると、
  貸出額が預金率を下回っていることになります。
 ・銀行はもともとフィービジネス(手数料ビジネス)で成り立っているわけではありません。
  アセット(資産)を使ってビジネスをするストックビジネスですから、
  フィービジネスとは相入れないはずなのです。
  それが、1998年に投資信託の銀行窓口販売を解禁したことから、
  徐々にフィービジネスとストックビジネスの境界線が曖昧になって来ました。
 ・インフレが進めば、借金の負担が軽減されます。
  年2%の物価上昇を堅持できれば、10年間で20%の物価上昇ですから、
  一方で政府が抱えている借金も、今後10年間で20%目減りすることになります。
  ここにアベノミクスの最大の狙いがあるのではないかと思っています。
  デフレ経済の下では現預金が最強の資産でした。
 ・これからの社会経済構造は、間違いなくインフレを前提に組み替えられます。
  なぜ、そう断言できるかというと、国にとってインフレが必要だからです。
  重債務国が財政再建を行うために必ず取る方法は2つです。
  ひとつは「増税」。そしてもうひとつは「インフレ」です。
 ・フリンジベネフィット;給料以外で供与される経済的利益のことです。
  例えば、社宅その他各種福利厚生がこれに該当します。

■感想
 何も考えずに、預金することが経済成長を鈍化させていることに
 気付かされる内容でした。
 投資でインカムゲインを得て経済的自立を実現することを目的にしていたけど、
 利己的な行為ではなく、世の中のためになることをしているんだと思わせてくれた。
 より、世の中のためにするために「本物の投資」を継続したい。

 また、初心者でも簡単に投資できる考え方や手法も掲載されていて、
 非常に参考になる部分が多く、濃い内容だった。




 
テーマ: 読んだ本 | ジャンル: 本・雑誌

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  • 2018/05/24 (Thu) 15:03
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